新人薬剤師さん向けのアドバイス パート2です。

前回は
「笑顔でアイコンタクトする」ことをお伝えしました。

今回は
「余裕のある雰囲気で話す」ことについてお伝えしますね☆


転職して、初日から投薬カウンターに入っています。

ありがたいことに、
「血圧手帳をお渡ししますね~」などと患者様に声をかけると、
隣のカウンターの同僚がすっと血圧手帳を取ってくれたり、
色々とアシストしてくれます。

私もこうやってアシストした経験があるので分かるのですが、経験者・未経験者問わず、
新たに入ってきた薬剤師の投薬は気になって聞いてしまいます。

新人さんには、ちょっとキツイ現実ではありますが…

「この処方この説明で大丈夫だったかなー?」
経験者でも心配になることはあります。

でも、萎縮しないで下さい。
免許を持って仕事をするからには、プロなのです。
頼りない態度では、患者様に余計な不安を与えてしまいます。
余裕のある雰囲気で患者様とお話ししましょう。

中途入社の方も、
「私は入ったばかりだから…」
というマインドは捨てて、
(ずっとこの薬局にいますよー)
と慣れた顔して患者様と接しましょう。

余裕のある雰囲気を出すには声の出し方がポイントです。


張りのある声を意識する

張りのある声を意識しましょう。
大きな声ではないです。
大きすぎる声は、プライバシーに配慮できなくなってしまう場合があります。

投薬時に症状などをあまり話さない患者様では、
プライバシーに配慮した声の大きさにする方が良いと考えています。

それでも患者様に伝わるように、
はきはき語尾までしっかり話す事を意識しましょう。


話すペースはややゆっくり

話すペースも大事です。
患者様ごとに最適なペースは違いますが、最初はややゆっくりかなというペースでいいです。

アナウンサーがニュースを読む速さを確認してみると、
普段の自分が話すペースよりゆっくりな事に気付きます。

ややゆっくり話すだけで、伝わりやすくなり、患者様に安心感を与える事ができます。

ゆっくり話す事で、考えをまとめやすくなるというメリットもあります。
質問を受けた時、落ち着いて回答する事ができます。

もし、患者様の質問に答えられない時も、焦ったり、自信のない態度はしないで、
「不確かな事はお伝えできないので調べるお時間を下さい。」
と笑顔で伝えましょう。

残念な事実ですが、
女性であったり若手であるために、患者様から時には理不尽なクレームをもらうこともあります。

内心はドキドキしててもいいんです。
余裕のある態度でいる事は、トラブル回避にもつながりますよ♪

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プロフィール

ゆー
性別
女性
最終ログイン
自己紹介
調剤薬局勤務のママ薬剤師です。
患者様とのよりよいコミュニケーションを目指して試行錯誤しています。
また、薬剤師ゆーの名前で、投薬のことをインスタ投稿しています。
よろしくお願いします!
保有資格
研修認定薬剤師

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