第一印象は笑顔で
転職して約3週間が経ちました。
少しずつ、慣れてきたかな〜と思います。
前の職場では常連の患者様とは顔馴染みでしたし、性格を把握して対応することもできました。
しかし、新しい環境ではそうはいきません。
全ての患者様と「はじめまして」ですし、
さらに、
「〇〇の指導せんはどこ?」
「バーコード決済の仕方は?」
などと周囲に確認しながらの投薬になることもあります。
患者様からしても不慣れな感じで不安ですよね…
そこで患者様に不安感を与えないよう気をつけている事があります。
今回はまず、
笑顔でアイコンタクトをする
ことについてお伝えします。
転職したての方だけでなく、新卒の方にも共通して使える心構えになると思います。
特に調剤薬局に就職予定の新卒の方!
ぜひ参考にして下さい☆
患者様とスムーズにコミュニケーションを取るために、第一印象はとても大切です。
窓口にお呼びしたときには、笑顔で迎え、患者様と目を合わせることを意識します。
コミュニケーションにおいて、言葉の影響は1割、言葉以外(非言語)の影響は9割と言われています。
「わざわざ来局して、お待ち頂き、さらには窓口まで足を運んで頂きありがとうございます。
あなたとお話をしたいです」
という事を「態度」ではっきり示しましょう。
それだけで、患者様の警戒心は薄れて、お話を伺いやすくなります。
初めて投薬する患者様であっても、
「実は先生には言ってないんだけど…」
といった打ちあけ話をして下さる方もいました。
そして、これは重い話となる投薬でも有効です。
終末期の患者様の薬を取りに、ご家族が来局されたことがあります。
監査をすると、鎮痛のための麻薬は増量されており、話は重くなりそうです。
どうお話をしようか迷いました。
こんな場合でも、
「ご家族は介護の合間にわざわざ来局されている。疲れだって絶対溜まっているはずだ。まずはご足労頂いたことに対して感謝と労いの気持ちを見せよう」
と思いました。
窓口にお呼びしながら、
「わざわざいらして頂きありがとうございます」
と笑顔で声をかけました。
ちょっと固い表情をされていたご家族の方も、少し笑顔を見せて空気がグッと和らぎました。
その後、心配そうな表情に戻してから
「お薬が増えてますね。辛い時がありますか?」
と伺う。そこで、スムーズに投薬することができました。
このように、言葉だけでなく表情を駆使すると投稿はスムーズになります。
※あえて痛みが増えてますか?ではなく、辛い時がありますか?って聞いています。
痛みが辛い、それはご家族にとっても辛いことです。
そういう場合、オブラートに包んだ表現をすることで、聞き出す負担感を減らせると思っています。
笑顔で話しやすい雰囲気作り、ぜひやっていきましょう!
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