【SGLT2阻害薬】慢性心不全の承認を受けて思うこと|注意すべき副作用とは
【SGLT2阻害薬】慢性心不全の承認を受けて思うこと|注意すべき副作用とは
こんちゃ(*'▽')さいとりおです。
日経メディカル「SGLT2阻害薬を心不全にどう使う」を拝見して気づいたことを共有させていただきます。
はじめに
SGLT2阻害薬が慢性心不全の適応を承認されました。昨年11月のフォシーガに続き、今年後半にはジャディアンスも承認を見込まれるそうです。
なので、効能又は効果はこんな感じになった。
〇2型糖尿病
〇1型糖尿病
〇慢性心不全(New)
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
私「ほうほう、心不全の処方にプラスね。オッケーオッケー」
次に、用法及び用量の項目。
〈2型糖尿病〉 通常、成人にはダパグリフロジンとして5mgを1日1回経口投与す る。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら10mg1 日1回に増量することができる。
〈慢性心不全〉 通常、成人にはダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与する。(New)
私「うん?…うん。まじで?(笑)糖尿病の時より量多いんだな。え?」って感じでリアルになりました(*'ω'*)
この部分、誰しもが疑問に抱いたことだと思います。
糖尿病の既往歴のない患者に「ダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与」で低血糖とかの副作用は大丈夫なのかと。
しかし、糖尿病専門家領域の先生の考えでは、そのへんはあんまり考えてないようすでした。
注意すべき副作用
SGLT2阻害薬の注意すべき副作用は、
糖尿病ケトアシドーシス(DKA)です。
血糖コントロールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し、ケトーシスがあらわれ、ケトアシドーシスに至ることがある。
特に1型糖尿病患者でインスリンの分泌能低下と作用不足が認められることからDKAに注意しなければならいという。
つまり、糖尿病を合併していない心不全患者なら、インスリン分泌能は保たれているはずで、ケトアシドーシスのリスクは糖尿病患者より低いと考えられる。
と、記事の中で紹介されていました。実際、DAPA-HF試験では、ダパグリフロジン群で発生した3例のDKAはいずれも糖尿病合併患者であり(プラセボ群は0例)、重篤な低血糖はダパグリフロジン群、プラセボ群どちらも4例で、全て糖尿病合併患者だった。
低血糖はそこまで危険視はしてなくて、まさに、SGLT2阻害薬の特徴である「余分な糖を尿中へ排泄する」でしょうか?実際に重大な副作用では、低血糖は頻度不明となってますからね。
で、長くなりそうだったのでその他の気になることは、次回に回したいと思います。テーマは「脱水とハイリスク算定」です。
是非、お楽しみ下さい(*'ω'*)
まとめ
・慢性心不全の適応追加
・ダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与
・注意すべき副作用は「糖尿病ケトアシドーシス」
でした(*'▽')
他にも記事を投稿してるので、
時間があるときにでも遊びに来てくださいね!!
【服薬指導】相手の理解度を図るおすすめの手法「ティーチバック法」とは
https://yakuterrace.com/u/r4hfc76whh/mxk8sxngk52ngt
この記事を書いた人
病気になってから後悔される方が大勢いるのに気づく|健康の内からできる疾病予防に努める。
■YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC7YblIlzCdk7Bi-2a0evSzA/
■はてなブログ:https://www.saitorio.work/
■note:http://note.com/saitorio03で健康情報を発信中
■twitch:https://www.twitch.tv/saitorio ゲーム配信
■noteサークル:https://note.com/saitorio03/circle/boards/f2db2732deb3/posts/5415db49f31c
このメモを見た人がよく見ているメモ
-
【服薬指導】相手の理解度を図るおすすめの手法「ティーチバック法」とは
【服薬指導】相手の理解度を図るおすすめの手法「テ…
-
【薬局運営】実習生にべったり問題|目的共有の重要性
【薬局運営】実習生にべったり問題|目的共有の重要…
-
【白内障手術】α1受容体遮断薬で虹彩が「ふにゃふにゃ」になる現象『術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)』
【白内障手術】α1受容体遮断薬で虹彩が「ふにゃふに…
-
【モノの売り方】物販の売上に悩む薬局に必要な施策とアイディアの出し方
【モノの売り方】物販の売上に悩む薬局に必要な施策…
最新のコメント