【新薬】一言でツイミーグ(イメグリミン)をそれっぽく説明したい時に見る記事
ツイミーグは「DPP-4とメトホルミン」を併せた画期的な新薬。
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「ミトコンドリア機能を改善する」画期的な糖尿病薬として登場した「ツイミーグ」っていう新薬。
ここで、多くの先生方はこう思ったはず
「ミトコンドリアの機能を改善する?なんか、ややこしい薬でてきたな」と。
確かに、今までの薬と一線を画す新薬の登場に、見て見ぬ振りが出来なくなって焦っているのは私だけではないはず(笑)
「ミトコンドリアって電子伝達系のな!エネルギーとか作る…」と学生当時に学んだうろ覚えな生化学の記憶を掘り起こす。
いや、待てよ。
その辺の知識も大事だけど、根本的な薬としての「プロフィール」が全然分からん…。
そこで、今回は「ツイミーグ」ってどんな薬?って質問されたときに、それっぽく解説できるように簡単にまとめてみたので参考になれば嬉しい。
基本情報
画像参照:https://ds-pharma.jp/information/twymeeg/useful/about/about03.html
・膵ランゲルハンス島β細胞からのインスリン分泌低下および肝臓、筋肉などでのインスリン抵抗性の亢進に関して、要因の1つとして「ミトコンドリア機能異常」が挙げられている。
・ツイミーグは、既存の経口血糖降下薬とは異なる「テトラヒドロトリアジン構造」を有する新しいクラスの経口血糖降下薬。
・「メトホルミン」と作用機序の一部が共通している可能性がある。また、両剤を併用した場合、他の糖尿病治療薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められた。
・ミトコンドリアへの作用を介して、「グルコース濃度依存的」なインスリン分泌を促す「膵作用」と、「肝臓・骨格筋」での糖代謝を改善する「膵外作用」(糖新生抑制・糖取込み能改善)の2つのメカニズムで血糖降下作用。
膵作用:グルコース依存的にインスリン分泌を促進する点でDPP-4阻害薬と類似。
膵外作用:メトホルミンの作用機序
・副作用としては、悪心、下痢、便秘(1~5%未満)などがあり、重大なものは低血糖(6.7%)が報告されており、十分注意する必要がある。
・メトホルミンで問題視されてる「乳酸アシドーシス」に関しては、ツイミーグにはmGPDH抑制作用がないため、今のところ「強い消化器症状発症」について主だった報告はない。
まとめ
・メトホルミンに似ている。
・「メトホルミン+DPP-4」の作用を併せ持つ。
・メトホルミンと併用できるけど、消化器症状発症が多くなる。
つまり、ツイミーグを一言で表してみると。
「DPP-4とメトホルミン」を併せた画期的な新薬。
が、この記事の結論になります。
患者によっては、この「ツイミーグ1剤」で良好な血糖コントロールが期待できる可能性が示されたので、漫然的にSU剤を処方されてる患者からすると朗報だと思います。
添付文書:https://ds-pharma.jp/product/twymeeg/attachment/tenpu.html
この記事を書いた人
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