【新薬】ジスバルカプセル40mg(バルベナジントシル酸塩)は、国内初の遅発性ジスキネジア治療薬/VMAT2阻害薬
なんじゃ！この薬っっ！！！
こんちゃ(*'▽')さいとりおです。
今回は6/1に発売された「ジスバルカプセル」について
特徴や使用上の注意など、個人的に大事だと思うポイントをまとめました。
さらっと、知りたい方は本記事にて。
もっと、詳しく見たいなら動画がありますのでご参考までに。
この「ジスバルカプセル」は、恐らくなんの事前情報なく
初見で適切な監査することは難しいと思います。
なので、少しでもお役に立てれば幸いです。
結論
・国内初の遅発性ジスキネジア治療薬・VMAT2阻害薬/新規作用機序
・使用上の注意が厄介/増量時/相互作用/服用タイミング
ジスバルカプセルとは
ジスバルカプセルとは、「国内初の遅発性ジスキネジア治療薬」です。
分類としては「VMAT2阻害薬」になります。
気になるこの作用機序は、シナプス前部の小胞に存在する「VMAT2」を選択的に阻害することで、モノアミンの取込みを抑制し、シナプス間隙に放出される「ドパミン量を減少させる」作用を有する。
これにより、遅発性ジスキネジア患者における「不随意運動を改善する」と期待されている。
用法用量
・１日１回40mgを経口投与する。・症状により適宜増減するが、上限は１日１回80mg。
副作用
主なものは倦怠感（7.2%）などであり、重大なものは傾眠（16.9%）、流涎過多（11.2%）、振戦（7.2%）、アカシジア（6.8%）など
使用上の注意
・遅発性ジスキネジアと診断された患者に使用すること。・「先天性QT延長症候群」または「Torsades de pointes」の既往のある患者には禁忌となっている
・1日1回40mgを1週間以上投与し、忍容性が確認され、効果不十分な場合のみ増量を検討すること
・CYP3AまたはCYP2D6の阻害薬、さらにはP‐gpの基質薬などとの併用では相互作用に注意する
・空腹時に本剤を投与した場合、食後投与と比較してバルベナジンの血漿中濃度が上昇するおそれがある。
と、使用上の注意について記載してみましたけど、もうなんかお腹いっぱいに感じるくらい診るところが多い印象です。
これを何も知らずに急に監査しようとすると、
結構時間がかかるかと思います。
相互作用や副作用、増量時の注意点など
少しでも頭に入れて業務に臨みたいですね(*'▽')
またYouTubeに動画あげてるので、
聞きながら勉強したいなら活用してみてください！！
https://youtu.be/uu_xuseWs2Q
まとめ
・国内初の遅発性ジスキネジア治療薬・VMAT2阻害薬/新規作用機序
・使用上の注意が厄介/増量時/相互作用/服用タイミング
でした(*'▽')
他にも記事を投稿してるので、
時間があるときにでも遊びに来てくださいね！！
【捕捉】リベルサスが長期処方可能になった結果、各地でPTPを縦に切って調剤する事例多発｜奇数日処方の対応方法
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