【新人教育】オンザジョブトレーニング（OJT）の本当の５つ意味

今回は薬局で実施されるオンザジョブトレーニング（OJT）
と呼ばれる新人教育の本当の理由について解説したいと思います。

目的はもちろん、店舗に新しく配属された
新入社員の仕事が出来るまでの教育であります。

ですが、こんな一面も期待して会社が実施してる
ってことも知ってるとより企業目線になれます。

つまり知ってるのと何も知らないで
OJTを実施してるとでは全然変わってくるはずです(*'▽')

 

要点

・企業内で行われるトレーニング手法、企業内教育手法​
・薬局で自己完結できる​
・しばしば業務高になり残業の原因になる

 

OJTとは

オンザジョブトレーニング（OJT）とは、
職場で実務をさせることで行う
従業員の職業教育のことを指します。

また企業内で行われるトレーニング手法、
企業内教育手法の一種です。

医療業界では馴染みの無い言葉だと思いますが
言葉を変えてる場合もあります。

大手の調剤薬局で勤務してるときに
OJTを受けて教育されたし、
先輩社員として新人を受け持った経験もあります。

OJTの目的は先輩社員がその仕事を通じて
仕事に必要な「知識・技術・技能・態度」などを
「意図的・計画的・継続的」に指導し、修得させることです。

しかし問題点としてOJT形式は
一対一で行われることが多い。

先輩社員からすると普段の日常業務プラスで
OJTが入ってくるから業務高による
残業もしばしば見受けられます。

 

OJTの真実

本題に参りましょう。
OJTの意味するところとは？

・内部育成・内部調達の企業内訓練
・企業特殊能力のウェートが高いので外注できない
・先輩社員が指導する形式のため、二人分の身分が拘束される。
・先輩社員の責任範囲は境目なく拡大する
・残業が発生する原因

そうです。

企業から見るとOJTを実施することは
自社内部で調達できることに尽きます。
 

外部に委託することはコストがかかってしまい
このOJTは低コストで実施できてしまうということです。

また、特に独自のルールで業務を行う際には
外部では対応できないといった側面もある。

これは経営陣から見てもにっこりな部分(*'ω'*)


更に私が思うにOJTの
メリットが2点考えられる。

1つは、就職活動のとき。

新入社員からするとこういった
仕事に対して不安はつきものです。

一対一で指導や相談役として先輩社員が付くとなると
安心感はあるのではないだろうか？

2つ目は先輩社員について残業が
目立ってマイナスな印象ではある。

しかし指導することで、
教えるスキルが見につくのと教えないと
見えてこなかったことが見えてくると思います。

結構、曖昧に捉えてしまってたことが
露点して教えるときに
そのままだとダメだな的な危機感です。

残業に関してもストレスなら労働時間の
どの程度が訓練・指導に割かれているか
正確には把握して見直しが必要だと思う。

通常業務とは直接関係ない仕事が
徐々に積み重なることも長時間労働の原因です。

一度、薬局長なりに相談すると
いいと思います。

何気なくOJTを受ける、実施するよりは
こういった意味合いがあると知っていると
より効率的にOJTが実施できるはずです。

次の記事はこちら：雇われ従業員からの脱却｜あなたの人件費はいくらか？
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まとめ

この記事を書いた人

派遣薬剤師｜病気になってから後悔される方が大勢いるのに気づく｜健康の内からできる疾病予防に努める。

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