いつまで「ハイリスク薬加算」に振り回されるのか?
いつまで「ハイリスク薬加算」に振り回されるのか?
こんちゃ(*'▽')さいとりおです。
「シンプルに働きたい。」
そう思う、今日この頃。
憂うつポイント
・ハイリスク薬加算は薬局ごとに異なる。
・算定したりしなかったりが多い。
・加算対象、外の見極めが面倒。
ハイリスク薬ってなんでこんなに厄介なんだろう?
って思ったことありますよね?
ガイドラインできっちりとルールが
定められてるように思えてそうでない。
薬局ごとに考え方違うし、
薬剤師の能力によって加算をとるとらないが曖昧だし。
薬歴を振り返ってもとってたりとらなかったり。
本当に難しい。
個人的にはこんなに頭をかかてしまって
業務の支障をきたすくらいなら、
加算の算定をしないと決めた方が
ストレスなく働けると思う。
実際、この考え方の薬局さんもありました。
その原因は薬剤としてハイリスク薬って決まってなくて、
適応依存であることですよね。
メジャーどころでいうとβ遮断薬。
抗不整脈薬としては加算対象だが、
心不全や狭心症の治療では加算対象外。
なにこれ?使ってる薬は同じなのに疾患によって
管理の仕方が異なるってどうなの?って不満を感じる。
ここにプラスでジェネリックも手を挙げてやってくる。
こうなってくるともうお手上げなんです。
どっかのジェネリック医薬品メーカーが
なんかやったせいで、ころころメーカーが変わったりするし。
把握に骨が折れる。
算定しないって分かってても、
自動的にハイリスク加算を算定する設定になってることもあるから、
監査で見逃してしまうことも多々ある。
逆に投薬中に気付いて、
領収書を出し直すこともある。
ハイリスク薬加算を算定する場合は、
処方されている薬剤が加算対象の
適応への処方かどうかをしっかりと確認することが大切です。
でも、ここまでする必要が薬剤師の仕事なのか?
というと個人的にはうーん(;´・ω・)って思う。
どうせなら、適応依存ではなくて
薬剤依存で加算の算定ができればいいな。
新勢力として慢性心不全で投与される
SGLT2阻害薬には目を光らせていきたいところ。
慢性心不全では算定とれないからね。
気をつけてください(*'ω'*)
【新人教育】オンザジョブトレーニング(OJT)の本当の5つ意味https://yakuterrace.com/u/r4hfc76whh/mxk8sxnrj4eo4m
まとめ
・ハイリスク薬加算は薬局ごとに異なる。・算定したりしなかったりが多い。
・加算対象、外の見極めが面倒。
この記事を書いた人
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