服薬指導のとき、大切なことだからどうしてもこれだけは覚えておいてほしいことってありませんか?
また、服薬指導ではありませんが、薬局内で練りに練った業務改善の提案をどうしても通したい場合などありませんでしょうか?
そのようなときに一番悲しい結末は「何が重要なポイントなのか、よくわからない」「長々と説明された割には、印象に残らない」となってしまうことです。
そのようなバッドエンディングを避けるためには相手の記憶に焼き付けることが大切です。
そこで参考になるのが、『渡る世間は鬼ばかり』に隠された技術です。
脚本家の橋田壽賀子さんは、「その後の展開の伏線となる重要なセリフは、言い方、言う状況、言う人を変えて必ず3回言わせるようにしている」そうです。
意識的に繰り返すことで視聴者の片隅に残し、伏線を張っておくそうです。
これを読んだときに、個人的には、心に響く言葉、関心をそそられる言葉は、人によって違うという点が大切だと思いました。さらには同じことでも誰が言うかによっても、心への刺さり方が違うこともあります。
同じ薬の説明を一度の服薬指導で3回するのは難しいかもしれませんが、
Aの表現、Bの表現、Cの表現方法を準備しておいて、毎回少し伝え方を変えるだけでも心への刺さり方は違うかなと思いました。それでもだめなら、いっそ自分とは真逆のような薬剤師さんに伝えてもらっても良いかもです。
社内提案の場合は、是非同じプレゼンの中に、表現方法を変えて3回同じことを入れてみてください。
きっと聞いているひとの記憶に刷り込まれると思います。
 

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