【DaiGoの心理戦略】では「交渉事は”始まる前”から始まっている」とされています。
始まる前から始まるとすると少しおかしな表現ですが、実は個人的にも意外としっくりくることがあります。
開業前の交渉や仕事の打ち合わせをするとき、特に大事な交渉事であるほど、僕はなるべく予約する喫茶店は駅から少し離れたところを選びます。そして、なるべく駅で待ち合わせします。すごい意識しているわけではなかったですが、そうした交渉事の方がうまくいっていました。
会議室や喫茶店で本格的に交渉が始まるまでの駅からの時間がとても大切です。
【DaiGoの心理戦略】ではそのたった10分間で何を話すのかで商談の9割は決まると言われています。
ポイントはその日の商談や交渉に関する話は一切しないということです。
極端な話、今日話す内容からかけ離れていればいるほど良いです。
ビジネスを抜きにしたところで、どのくらい個人同士として心の距離を縮められるかが大切です。
これは服薬指導時にも感じることが多々あります。
服薬台に立つ前に、絶対にこの服薬指導はうまくいくなと予測できることがあります。
そういう場合はたいてい服薬指導前に患者さんと心の距離が縮められている場合です。いわゆるラポールが形成されている場合です。
例えば、薬とは関係のない話で、「今日は暑いですね」でもいいですし、「コロナ自粛が解除されて少し人通りも多くなりましたね」とかでもよいと思います。
「人通りが多くなって注意しなくては」という回答なのか、「少し出歩くようになれた」という回答なのかで、その方の自粛への意識やコロナ疲れしているかなどがなんとなくわかって、さらに個人的な会話ができ、心の距離が縮まります。
話題はたくさんあるので、服薬指導前に少しでも話せたら、服薬指導が楽(?)になるかなと思っています。


 

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