がん疼痛ガイドラインが改定され、編集委員の先生がポイントについて話されていたので
yossi視点でさらにまとめてみました。
  1. 弱オピオイドと強オピオイドの違いを明確にした
  2. 中等度以上の痛みはNRS4以上が目安
  3. 中等度以上の痛みには強オピオイドを推奨
1について
弱オピオイドとはいわゆるトラマドールみたいな薬です。
強オピオイドはオキシコドンなどのいわゆる麻薬と言われるような薬です。

2について
中等度の痛みってどのくらい?って疑問に思っていたのが
NRSという数字で客観的に痛みの程度がすみ分けできるようになりました。

3について
なぜ強オピオイドなのか?

→弱オピオイドはプロドラッグというわれる薬のため活性体となってから効果を現します。
一方で、強オピオイドはそのままで効果を現します。
何が言いたいかというと、プロドラッグは代謝を受けることで効果を発現します。
そのため、代謝酵素が大切なのですが、日本人は2~4割程度、代謝酵素が弱い人がいることがわかっているため、効果が弱くなってしまう可能性があるのです。

個体間変動が大きい薬よりは少ない薬を選択すべきだと思いますので、
弱オピオイドをガンガン増やす処方をしているDrがいたら、
服用回数も増えてしまいますし、上記のような情報提供をしてあげられればなと思いました。

プロフィール

yossi
性別
男性
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自己紹介
クスリは反対から読むとリスクです。クスリに情報が加わると医薬品になると考えています。日常業務の情報を発信して行きたいと思います。
保有資格
日本医療薬学専門薬剤師

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