当薬局ではデシャップ制度を採用しています。
【デシャップ】という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
デシャップの由来は料理の盛り付け完了という意味の英語「Dish up」です。
主に飲食店で使用されています。
役割としましては、

キッチンとホールを連携させて、速やかにお客様に料理を出すという役割を持ちます。どのような人が担当するのかはお店によってさまざまですが、店全体をコントロールできるスキルや権限を持った人が担当することが多いようです。
たとえば、コース料理があるような高級店では、店長・オーナークラスの人が担うことも少なくなくありません。
https://job.inshokuten.com/foodistMagazine/service/knowhow/detail/231

当薬局でも役割としては似ています。
その日デシャップを担当している薬剤師は薬局全体をコントロールすること。
患者さんが安心・安全な医療を受けられるよう全力を尽くすことです。
ごく一部の具体例ですが
料理の盛り付けを確認するように、間違ったお薬が集まっていないか確認すること。
適切なタイミングや方法で服薬指導する薬剤師に繋げること等があります。
いくら良い服薬指導をしても患者さんが聞いてくれる体制が整っていなければ、お話するのにも難しい側面があります。
そのため、いまいらっしゃっている全ての患者さんの状態を常に把握する必要があります。
急いでいるのか、電話をしているのか、実は少しゆっくりしたいのか、表情や行動の機微を感じ取ることが大切です。もちろん、すべての患者さんを把握するのが難しいため、特に事務さんとの連携が大切です。コンスタントに同じことが出来る仕組みづくりが本当は大切ですが、実際には感性が鋭い事務さんかどうかで薬局のサービスに大きく影響します。
デシャップはそういう意味では患者さんだけではなく、薬局スタッフのことも常に考えながら行動することが大切です。
役職関係なく、その時間における一連の業務の流れに関しては、基本的にデシャップに従うようにしています。


 

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