化学療法が実施される際には骨髄抑制に注意するために
白血球や好中球数などが投与適格基準内にあるかを確認して、
基準を満たさなければ中止・延期することがあります。


今回、強く骨髄抑制が起きてしまったため、投与延期を告げられた患者さんがいました。
ご本人様としては臨床的な体調変化は全くなく、
体調は良いのになぜ延期されるんだ!と感情を上手く抑えられないような状態でした。

医師からももちろん説明があるのですが、多忙であり、丁寧な説明を受けれなかったようです。
看護師さんから薬剤師から説明してもらえませんか?と依頼されました。


血球推移のデータを印刷し、マーカーを引き、なぜ延期になってしまったのかを説明しました。
その際はChienamさんがメモしてくれていたコミュニケーションスキルも思い出し、多用しながら、
一生懸命に対応しました。

コミュニケーションスキルとして、相手の目を見る、相槌を打つ、Open question、気持ちを探る、気持ちを繰り返す、沈黙、理解できることを伝える等があります
https://yakuterrace.com/u/ke9yer3tnt/xn4k6a2wuingas


結果、感情も落ち着き、受け入れ良好となってくれました。
同じ説明をするときも、相手の気持ちに寄り添うことが大切であること、
薬剤師として噛み砕いた表現でなるべくわかりやすく伝えてあげることが大切であることを
改めて感じた実例だったので、メモして共有させて頂きます。



 

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yossi
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クスリは反対から読むとリスクです。クスリに情報が加わると医薬品になると考えています。日常業務の情報を発信して行きたいと思います。
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日本医療薬学専門薬剤師

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