【教えて漢方】大黄が体質に合わないときの代替案!?建中湯類とは??【ワダ漢方】
今回は【教えて漢方】質問募集用メモ【ワダ漢方】
(https://yakuterrace.com/u/kouta2/wp2gessbhabnrr)
のコメント欄でいただいたyossiさんの質問にお答えしていきます。
たとえば、
●生薬『大黄(だいおう)』の腸蠕動運動促進作用により『腹痛』が起きてしまう
●排便とともに『元気』が体の中から出て行ってしまい排便後に『倦怠感』『脱力』する
という患者さんに、大黄が構成されている下剤は使い続けづらいと思います。
そこでご紹介したいのが、
《建中湯類》
《建中湯類》にはお腹に力をつけることで排便を促がす力があり、小児や高齢者の便秘にもよく使われます。イメージ的には腹直筋の筋力を補うことで排便させるので、大黄の腸蠕動運動促進作用とは異なります。yossiさんからいただいた臨床実例にも沿うものかと思われます。
▷小建中湯(しょうけんちゅうとう)
▷大建中湯(だいけんちゅうとう)
▷当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)=小建中湯+当帰
▷黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)=小建中湯+黄耆
▷帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)=小建中湯+当帰+黄耆
▷中建中湯(ちゅうけんちゅうとう)=小建中湯+大建中湯
大建中湯のみ、他の建中湯類と成り立ちが異なります。
比較に関してはKOUTYさんのメモがわかりやすいのでご紹介させていただきます。
小建中湯と大建中湯の違いとは?
(https://yakuterrace.com/u/i6wsn95n2a/arxb8ncchmhkhe)
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