病院薬剤師なら一度は注射薬の配合変化について聞かれたことがあるのではないでしょうか?

看護師さんからA薬とB薬って一緒に混ぜても大丈夫ですか?って聞かれることがあります。
薬剤師ならすぐ答えられると思われておりますが、速攻で答えられるスーパー薬剤師はなかなかいません!数多の注射薬の配合変化を把握するのはかなり難しいです。僕にはスペックが足りません。

ただやはり僕もそれっぽく見せるために、電話で質問されたときは
「電子カルテを開きますのでしばらくお待ちくださいね〜」なんて答えながら、
電カルは開かず、注射薬調剤監査マニュアル第4版(以下、注マニ)を開きます。
個人的には最新版よりもこちらの方が視覚的に見やすい気がしていて、こちらを使うことの方が多いです。

そして「何の薬ですか?」と平静を保ちながら、必死に注マニを見て調べています。
直接比較試験をしていれば、ラッキーですぐに答えられます。
データがない場合は、PHの変動域などから推測して答えます。
それでも中にはよく分からない配合変化もあります。
造血幹細胞移植患者さんには2つのルートから10何種類の薬が投与されることも多々あります。
そんな時は誠心誠意考えて、自分なりの答えをだし、なぜその答えなのかをインタビューフォームや注マニを一部印刷してお持ちしてお答えするようにしています。

少しづつ小さな信頼貯金を貯めていくことが大切かなと思っています。

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yossi
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クスリは反対から読むとリスクです。クスリに情報が加わると医薬品になると考えています。日常業務の情報を発信して行きたいと思います。
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日本医療薬学専門薬剤師

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