お正月から1ヶ月が経過し、今更ながらお年玉企画に参加いたします。

テーマは「乗り越える」ですね。

私が初めて壁にぶち当たったことを思い出してみます。
 

私は関東地方で薬局薬剤師をしています。

私の会社では1〜3年目くらいまで定期的に店舗異動があります。今はコロナもあるので例年よりは控えめですが。

同期の中でも4回異動したことある子もいれば研修の時からずっと同じ店舗の子もいます。理由はよくわかりません。
ちなみに私は今まで3回異動しました。

 

 

個人的に、店舗異動した時の人間関係作りってすごく大変だなと感じます。薬局の色んな業務の中でも特に、です。

何が大変て、薬剤師と一言に言ってもいろんな人います。お母さんみたいに優しい人、厳しさと優しさを持ち合わせている人、愛想のない人、社内でも有名になるくらい癖のある人、、、などなど。

 

1年目の冬、初めての店舗異動をしました。

最初に配属された店舗は、外来が少なく、施設調剤が主な店舗でした。薬剤師は3〜4人いて、事務さんも配送さんもいてみんなでフォローしながら業務を行っていました。

次の異動先は、薬剤師は管理薬剤師と私の2人。
外来が多く、施設もあり、事務さんも配送さんもいますが、前の店舗と雰囲気は全く違う。薬局内の人間関係の構築と、業務内容の多さと、「どう動いていけばいいか」を考えながら仕事していました。


最初の頃は事務さんや配送さんにやり方を聞きながら、早く慣れるように業務を行いながら、休憩時間も会話したり、関係を築いていきました。管理薬剤師は40代の男性で、信頼関係ができるまで時間がかかりました。「自分がうまく適応できてないから?」と悩み、少し体調崩しながら仕事していた時もありました。

なおかつ最初の1ヶ月は、引っ越しの関係で片道1時間半の車通勤。体力と気力が日に日に削られていたと思います。

当時の私にとって、「大きな、そして越えなければならない壁」でした。

 

ある日、いっぱいいっぱいになった私は直属の上司に相談しました。「どうしたら良いかわかりません。気持ち的にもいっぱいです。」と。たくさん泣きました。

すると上司はすぐ動いてくれました。ただその場から私を逃すのではなく、その場で私が成長できるように体制を整えてくれました。これがきっかけで、状況は少しずつ好転していきます。


少し業務にも慣れてきた頃に、新人薬剤師(男子)が配属されてきました。1人薬剤師が増えることで業務の負担が少し減る+新人教育をすることで私の成長を促すという意味があったと思います。


私は新人くんが入ってきたことで「私がしっかりしなければ」という責任感が芽生えてきました。新人くんのことで管理薬剤師と会話するようにもなりましたし、新人を教えながら、私も一緒に勉強していく。そんなこんなでいつのまにか薬局の中に溶け込めていました。


この壁は自分1人では絶対越えられなかったです。1人でなんとかしようとするのは、限界がある。そして人に頼る大切さを知りました。頼ることは甘えでもなく、逃げでもない。

そして、自分の同期や後輩が困っていたらすぐ動ける人間になりたいと思いました。

 

そして異動から半年後、私はまた店舗異動することに。

その異動の時にも色々あり、考えることがたくさんあったので、これはまたの機会に書こうと思います。

 

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まぐみっと。
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自己紹介
今年3年目の薬局薬剤師です。
まだまだわからないことだらけですが、頑張りたいです:)

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