【DaiGoの心理戦略と服薬指導】信頼を勝ち取る
前回のメモはこちらです。
【DaiGoの心理戦略と服薬指導】観察するとは?
https://yakuterrace.com/u_act/je7mhnonud/x2kpv352w4edwr/edit
患者さん、スタッフ、取引先、大小はありますが、信頼関係がないと仕事は出来ません。
もちろんそのひとの考え方や「心」がありきですが、方法として信頼を勝ち取りやすくするためにはどのようにすればよいのでしょうか。
今回もDaiGoさんの「DaiGo心理戦略」を参考にしながら、僕の考えとともにメモします。
結論から、患者さんの服薬指導をするときに、僕がよく使用するツールは「自己開示」です。
誰でも「あなただから打ち明けるけど~」「君だから話すけど~」と言われたらうれしいものです。
言われた方は「個人的な大切なことを話してもらえるんだ」と特別感を感じるからです。言葉を変えると、「信頼されているんだ」と感じるわけです。
この感情は患者さんに自分のことを話してもらうのにとても効果的です。特に初対面であまり話さないけど、悩みを持っていそうな患者さんには効果的です。
大切なのは患者さんより先に自分のことを「打ち明けること」ことです。
初対面で個人的なことを話してくれたという事実によって「この人は信用に足る人だ、信頼できる人だ」だという心理を引き出せます。
例えば、服薬指導をしている最中に、なんか言いたそうだなという患者さんには、薬の説明を詳しくするよりも「すごい個人的なお話になってしまうので申し訳ないんですけど、実は僕の娘も最近似たような症状でこの薬飲んだことがあるんです。夜の症状がよくなって助かりました。だから個人的に同じく良くなってくれればいいなと思っています」等を、薬や症状や服用経験があるかによって、言葉は選んで自己開示します。
実は、自己開示にはもうひとつ良い点があります。自分より先にプライベートなどを明かされると、無意識の交換条件のように「こちらも話さなきゃ、なんだか悪いな」と思い始めます。
その結果、患者さんも「実はこどもにあまり飲ませたくないんだよね。なんかよくない気がしてと思っていて」等、本音を話してくれることがあります。
心理学的に自己開示は相手の話や情報を引き出すための誘い水と言われています。
「DaiGoの心理戦略」では極端なことを言えば。開示する自分の話は本当のことではなくてもかまいません。とされています。
この点はメモを読んでくださった方に判断はお任せします。
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