ヘパリンの泡スプレーと霧スプレーの使い分け

左が『泡スプレー』、右が普通の『スプレー』の指導箋です。
今回は右写真の普通のスプレータイプのことを便宜上、「霧スプレー」とします。
添加物の違いや使用感の違いなどたくさんあるとは思いますが、今回はお子様に使用する際の「好み」の視点でメモします。
結論から、スプレーされるのが好きか嫌いかで使い分けるのも良いのではないかと思っています。
指導箋に記載がある通り泡スプレーは1FTUが1プッシュですが、霧スプレーは1FTU分は4回プッシュする必要があります。
僕の娘もそうですが、スプレーされるのが嫌いな子にとって霧スプレーだと4回噴霧されても大人の手のひら2枚分です。全身だと何回噴霧する必要があるのでしょうか。気の遠い作業です。大抵の場合、途中で逃げられています。
その点、泡スプレーだと噴霧回数が少ないため助かっています。
逆に患者さんの中には、自分で噴霧したり噴霧されたりするのが好きなお子さんもいます。
その際には回数多く噴霧できる事や、容器を逆さにしても噴霧しやすい事から霧スプレーが良いのではないかなと思いました。
このメモを見た人がよく見ているメモ
-
K
雲を紡ぐという本がおすすめです!
この本の舞台は岩手県です。あらすじとして、「分か…
-
業界初の冷蔵機能付きロッカー、処方薬が24時間受け取り可能に
フルタイムシステムと日本調剤は、新型コロナウイル…
-
シンプルに解決する
先日90代の患者様が来局されました。 ヒートで服薬管…
-
薬とグレープフルーツの関係!
薬とグレープフルーツの関係についてYouTubeにしまし…
最新のコメント