寒い季節が続きますね。
2020年4月に大分県に住んでいますが、数センチ積もるだけで
交通機関が混乱するのを目の当たりにしています。
北陸で5年間過ごしたので、多少の雪では動じませんが(笑)
 
そんな寒い季節にもお薬教室を開催しています。
 
今回は地域のイベントでテントを立てて、
興味のある子供達が参加して実験をする教室を行いました。
 
行った内容は、
「サワルケミカル〜肌で感じる化学反応〜」です。
 
■ポイント
・化学反応という不思議な反応が、世の中では起きていることを知ること。
・手元にある薬で、化学反応が起きてしまうこと。
・化学反応を起こさないように、薬を安全に管理すること。
 
■内容
薬は、ほこり、湿気、温度、光、様々なものによって
品質が低下したり、効果が落ちたりしてしまいます。
これは、化学反応によるものです。
 
例えば、車の中で薬を管理した場合、高温になったり。
洗面所で薬を管理した場合、湿気にさらされたり。
化学反応によって、効果が低下します。
 
薬の管理は、「涼しく、湿気の少ない、子供の手の届かないところ」が正解となります。
 
 
このことを化学実験で学ぶ取り組みを行いました。
 
「鉄+酸素→酸化鉄」の際に発生する“熱”を感じることで、
見えなかった化学反応を、肌で感じることができます。

不思議な化学反応は、
水や空気によって、起こってしまうことを学ぶことができます。
 
冬なので、少しの反応でもよくわかります。
そうした能動的な体験が、薬の管理の理解をすすむきっかけになりました。
 
 
授業を行う時に、+αで伝えたこととしては
みんなの手元に薬が届くまでに
工場→卸→薬局間で、
品質を保つために薬剤師があらゆる場所で
かかわっていることを伝えました。
 
薬育を行い、
薬の適正使用を推進することは、
薬剤師や薬を取り扱う人の理解につながることである。
 
と改めて感じさせてくれますね。
 
今日も日々、ワクワクするような薬育教材を開発中です。
 
■NPO法人薬育ラボHP
http://yakuiku-labo.jp
 

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プロフィール

小路 晃平(万吉)
性別
男性
最終ログイン
自己紹介
学生時代は、学生団体で公衆衛生活動を中心に地域で活動。
卒後、石川県で病院薬剤師として5年間、病棟やNSTに従事。
薬剤師6年目(2020年)に大分県で薬局を開局。
2020年10月より、特定非営利活動法人 日本薬育研究会を設立。

薬育活動を中心にメモを書きます。
保有資格
薬剤師

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