リツキサンの希釈量
リツキサンの疑義照会を行った症例についてメモします。
リツキサン649.5mg(液量として約65ml)
生理食塩液500ml
という処方がありました。
リツキサンの適正使用ガイドには生理食塩液またはブドウ糖で10倍希釈と記載されてます。
本処方では希釈量が少ないため、生理食塩液を追加してもらいました。
他にもリツキサンはインフュージョンリアクション※が現れることがあるため
・投与速度
・前投薬の有無(当施設では、カロナール、ポララミン処方の有無)
上記2点についても確認しています。
※https://oncolo.jp/dictionary/infusionreactionより一部抜粋
リツキサン649.5mg(液量として約65ml)
生理食塩液500ml
という処方がありました。
リツキサンの適正使用ガイドには生理食塩液またはブドウ糖で10倍希釈と記載されてます。
本処方では希釈量が少ないため、生理食塩液を追加してもらいました。
他にもリツキサンはインフュージョンリアクション※が現れることがあるため
・投与速度
・前投薬の有無(当施設では、カロナール、ポララミン処方の有無)
上記2点についても確認しています。
※https://oncolo.jp/dictionary/infusionreactionより一部抜粋
主な症状は発熱、寒け、頭痛、発疹、嘔吐、呼吸困難、血圧低下、アナフィラキシーショックなどです。 原因は解明されていませんが、サイトカイン放出に伴い,一過性の炎症やアレルギー反応が引き起こされると推測されています。 インフュージョン・リアクションは高率で煩繁に起こリ、多くは治療開始後24時間以内にあらわれます。
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