フェントステープの保険適応が拡大され、初回から使用できることは以前メモさせて頂きました。
参考:https://yakuterrace.com/u/yossi/b8dhzo5v2esm57

今回、インシデントについて共有したく、メモさせて頂きます。
持参薬でフェントステープが持ち込まれました。
担当医は持参薬がなくなると、そのまま院内処方で継続処方をしてました。
薬剤師としても持参薬からの継続であったため、そのまま監査を通しておりました。

フェントステープの適応は
○中等度から高度の疼痛を伴う各種がん
○中等度から高度の慢性疼痛

上記2種類になります。
慢性疼痛で使用される場合は、eラーニングを受けた医師しか処方できません

もうお分かりだと思いますが、今回、持ち込まれた持参薬は慢性疼痛に対して使用されていたものであったのに、癌性疼痛として処方され続けてしまったという事例です。
適応についてまで気づくことは難しいかもしれませんが、初回面談では処方意図についてまで、出来れば確認しようと本事例から思いました。

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