インパクトファクターのある雑誌に掲載されて変わったこと
インパクトファクターとは、ジャーナル(学術雑誌)の影響度を評価する指標(数値)で、同じ分野の雑誌同士を定量的に比較する一つの手段です。過去二年間に雑誌に掲載された論文の被引用状況を元に、毎年新たな数値を算出しています。インパクトファクターはクラリベイト ・アナリティクスのデータベース「Web of science」のデータを元に計算されています。
https://www.lib.hokudai.ac.jp/support/journal_inpact_facter/
噛み砕いた感じで言うとどれだけ影響力のある雑誌に掲載させることができたかということです。
IFの数値が高くなるほど影響力が高くなります。
例えるなら自分の書いた漫画がジャンプに掲載(IFが高い)、自主公開(IFがない)という感じで複数の査読者(ジャンプで例えるなら編集者)のチェックを受けて、認められれば掲載される感じでしょうか。
以前やっていたブラックペアンという二宮君が主演していたドラマではやたらとIFが連呼され、
教授選のために必要!みたいな感じで取り扱われていました(かなり偏ったIFの囚われかたでしたが汗)
日本語では薬学雑誌という雑誌は僅かにIFの数値がありますが、ほとんどが日本語での論文の場合、IFの数値はありません。
前置きが長くなってしまいましたが、IFのある雑誌に掲載されてからの変化を備忘録代わりにメモしておこうと思います。
- 世界各国から論文掲載させませんか?ってメールが届く
- 国際学会への参加依頼、Speaker依頼がメールで届く
上記は残念ながらほぼハゲタカジャーナルと言われるものでした。
気持ちの変化としては、
- Pubmed検索をして自分の名前が載ってる!とテンションが上がる
- 関連してくれた仲間からお祝いの言葉や労いの言葉など頂けて嬉しい
- 自分の研究が世界中で見てもらえると思うとワクワクする
- 英語は苦手だけどGoogle翻訳を用いて世界と勝負できる!と謎の自信がつく
このような変化があったように思います。
また、論文の査読依頼も届きました。
この点が僕の中では一番の変化だったのですが、
研究者のために研究の質が上がる指摘、正しい方向に導いてあげられる指摘など論文の批判的吟味がしっかりと行える薬剤師になるために日々研鑽していこうと思えました。
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