NUDT15遺伝子多型について共有します。
少し前になりますが、平成31年2月にNUDT15遺伝子多型検査が保険承認となりました。
チオプリン製剤の副作用の中で服用開始後早期に発現する重度の急性白血球減少と全脱毛がNUDT15遺伝子多型と関連することが明らかとなっています。
重篤な副作用のリスクが非常に高いとされるcys/cys型は日本人の約1%といわれています。

日本リウマチ学会では「リウマチ性疾患に対するアザチオプリン使用に関する通知」
日本小児血液・がん学会でも「NUDT15 遺伝子多型検査の保険適用と臨床活用について」が発出されています。

イムラン、ロイケリンが処方の際には確認してみましょう。

参考
・日本リウマチ学会「リウマチ性疾患に対するアザチオプリン使用に関する通知」
https://www.ryumachi-jp.com/info/news190222.pdf
・日本小児血液・がん学会でも「NUDT15 遺伝子多型検査の保険適用と臨床活用について」https://jspho.jp/pdf/20190206NUDT15.pdf

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