今回は、最近読んだ本を紹介します。

題名は、「絶対にミスをしない人の脳の習慣」 著者:樺沢紫苑
です。

日々、調剤業務をしていると多くのミスを発見すると思います。
それは、自分が起こしたもの、他者が起こしたものがあると思います。

ミスをなくしたいと思っている人、なんか最近ミスが多い、物忘れが多くなった等々ある人
読んでほしいと思います。

この本では、ミスが起きる原因を脳科学から考察しています。
ミスを起こす原因は、脳の情報処理に関わる「仕組み」にだったのです。
自分の能力が低いせいではないんです!(少し安心しますね笑)
「なんだ!」と思うかも知れませんが、実は業務や日々の生活で皆少なからず無理をしていると思います。
では、それはいったいどういうことか。ミスの4大原因それは、以下のものです。
・集中力の低下
・ワーキングメモリーの低下
・脳疲労
・脳の老化

集中力低下は、色々な本で書かれていますが、この本は別の切り口から考えています。
ワーキングメモリとは、一度に処理できるキャパのことです。これは、鍛えることができるようです。
脳疲労は、慢性的な疲労・ストレスにより起きるようです。慢性的なストレス、疲労によってノルアドレナリン、セロトニンの分泌量が低下していきます。その状態が長期間続くことでうつ病をなってしまうそうです。(慢性疲労は経験ありますが、中々この状態自分では気づきにくいものです。)
脳の疲労は、自分でも気づかないものみたいです。
脳の老化は、これまで脳の機能は年齢と共に低下していくと考えられていました。でも、今はこれは完全に否定されているようです。
なぜか。脳の機能は、脳細胞ではなくシナプスの数によって決まり、脳を使えばいくつでも鍛えられるらしい。但し、脳を使わないと確実に衰えていくようですね。怖い怖い

と、触りだけ紹介しました。

この本の中で、ミスを起こさないようにするやった方が良い習慣とやってはいけない習慣のチェックリストあります。最後にこれだけ紹介して終わります。自己チェックに使ってみて下さい。
長くなりましたが、興味がある人は本書を手に取ってみてください。
意外と得ることもあるかもしれません。
 
  ミスしやすい人 ミスしにくい人
スマホ スマホを見る時間が長い スマホを短時間で活用している
テレビ テレビを見る時間が長い 必要なテレビ番組だけ見る
働き方 嫌々、働いている ワクワク働いている
睡眠 睡眠不足 質の良い睡眠を7時間以上とっている
運動 運動不足 定期的に運動している
メモ メモを取らない きちんとメモをとる
勉強 勉強が嫌い、進んで勉強しない 「大人の勉強」をしている
集中力 集中力が低い 集中力が高い
忙しさ あわただしく仕事している、忙しい じっくりと腰を据えて仕事をしている
失敗の対処 失敗を放置する 失敗から必ず「学ぶ」
TO DOリスト TO DOリストを書かない TO DOリストを書く習慣がある
疲労度 疲れがたまっている その日の疲れを翌日に持ち越さない
学びの意欲 学びを欲張りすぎる 学びを欲張らない
残業 残業が多い 残業が少ない
自己洞察力 自己洞察力が低い 自己洞察力が高い
机の上 机の上が汚い 机の上が整理されている
ストレス ストレスが多い ストレスが少ない
活動時間 夜型 朝型


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