【漢方雑学】桃仁と杏仁の違い【ワダ漢方】
バラ科の植物を起源とし、見た目がかなり似ている生薬
「桃仁(とうにん)」と「杏仁(きょうにん)」の違いを簡単にご紹介!
結論からいうと、桃仁⇒血(けつ)の巡りを改善する生薬
です。
「桃仁(とうにん)」・・・バラ科のモモの種子を乾燥したもの
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、疎経活血湯(そけいかっけつとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などの「血の巡り」に作用する処方に含まれます
「杏仁(きょうにん)」・・・バラ科のアンズの種子を乾燥したもの
麻黄湯(まおうとう)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、五虎湯(ごことう)などの「水のバランス」に作用する処方に含まれます。
「桃仁(とうにん)」と「杏仁(きょうにん)」の違いを簡単にご紹介!
結論からいうと、
桃仁⇒血(けつ)の巡りを改善する生薬
杏仁⇒水(すい)のバランスを整える生薬
です。「桃仁(とうにん)」・・・バラ科のモモの種子を乾燥したもの
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、疎経活血湯(そけいかっけつとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などの「血の巡り」に作用する処方に含まれます
「杏仁(きょうにん)」・・・バラ科のアンズの種子を乾燥したもの
麻黄湯(まおうとう)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、五虎湯(ごことう)などの「水のバランス」に作用する処方に含まれます。
昔は、咳や痰というのは湿(余計な水分)によって起こると考えられていて、杏仁は湿(しつ)を改善する生薬として風邪症状で使う漢方薬に入っていることが多いです。
このメモを見た人がよく見ているメモ
-
【漢方雑学】半夏という生薬について【ワダ漢方】
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) 半夏瀉心湯(はん…
-
【漢方雑学】漢方では生姜が4種類あるって知ってましたか?【ワダ漢方】
生姜には『温める作用』があることは周知のことと思…
-
【漢方雑学】疲れたときに甘いものが食べたくなるのはなぜ?【ワダ漢方】
東洋医学の五行の概念で「甘」というのがあります。…
-
【漢方雑学】夏にビールがおいしい理由【ワダ漢方】
東洋医学の五行の概念で「苦」というのがあります。…
最新のコメント