知人から病院薬剤師への転職について相談されて、話してるうちにもしかしたら需要あるかもと思いメモします。
薬剤師の方々からのご意見もお待ちしております!
コメントにて個別質問も受け付けます!
書いてるうちにボリューミーになってきたので小出しにしていこうと思います。

※注1 あくまで個人的見解ですので必ずしもそうとは限らないということをご理解ください。
※注2  見学会などで確認する際には失礼にあたらないか判断の上、伺うようにしてくださいね笑

入職後病棟配属までの期間

 病院薬剤師になってチーム医療に貢献するんだ!専門分野に特化した薬剤師になるんだ!と言っても、すぐにそれが始められるわけではありません。
入職後には薬剤部内の業務を覚えることから始まります。
薬剤師としての基本も覚えていないのに急に病棟で活躍なんてできないのでこれはとても大事なことですし、何年生になっても薬剤部員ですから部内の業務を遂行することは常に必要です。
 
問題はどの程度の教育期間で病棟配属されるか、期間によってのメリット・デメリットを考慮することです。
 
・比較短期間での病棟配属(入職後1年以内目安)
メリット:早期から病棟業務やチーム医療に携われることでモチベーションの維持につながる可能性がある。他職種と早期から接することで、院内のつながりを持つことができる可能性がある。
デメリット:早期病棟投入に向けて、短期間で覚える内容が多い。病棟に配属後は忙しくて短期間で習得した中央業務を忘れがち。
 
・じっくり育てて病棟配属(入職後1年~数年にて配属)
メリット:薬剤師の基本である調剤業務や在庫業務、その他施設によっては混注業務など薬剤部内の業務を習熟できる可能性がある。また、院内での処方・調剤・搬送の流れが把握できて病棟に配属されても円滑に業務できる可能性がある。
デメリット:患者さんに接する、臨床業務を行うというモチベーションが保持できない可能性がある。他職種との付き合いが少なくなる可能性がある。

ではどっちがいいのですか?って話になるのですがそれはどちらにもメリット・デメリットがありこっち!とは言えないです。
 
ただ、共通しているのは『腐るも腐らないも己次第』というところではあります。
 
短期間で配属された場合でも、この教育体制では中央業務がおろそかになるから積極的に中央業務を手伝いに行こう。
長期間病棟に配属されない場合でも、しっかりと基本を身につけて病棟担当になるまでストックしておこう、調剤で見たカルテの患者さんのことよく見てみよう。とか
 
病院薬剤師を希望されている方で、もしそのような視点で悩んでいる方は自分にとってどちらが良さそうかを一つのポイントとしてとらえるのもいいかもしれません。
見学会で「どの程度の期間で病棟配属されますか?」は質問しても問題ない質問だと思います。むしろ説明してくれるとは思います。
 
これから見学会に行かれる方はぜひ参考にしてみてください。

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プロフィール

しろくまph
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男性
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自己紹介
6年制薬学部1期卒後
急性期病院にて8年経験、2020年より薬局勤務
薬剤師の可能性を広げられるような薬剤師を目指しています!
モットーは「NOとは言わない!」「業務を選ばず何事にも全力で取り組む!」
まだまだ不勉強なことも多いので色々学ばせていただきたいです。
よろしくお願いします!

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経験業務
がん領域
急性期領域、災害領域
褥瘡
医薬品情報室担当
実務実習指導担当

今後学びたい分野
医療経済
在宅医療
情報発信
保有資格
外来がん治療認定薬剤師、薬剤師研修センター認定薬剤師、がん医療ネットワークナビゲーター、スポーツファーマシスト

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