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お年玉企画に参戦してみることにしました。
「乗りこえる」がテーマだということで近況報告を含めて書いてみたいと思います。

あけましておめでとうございます!
久しぶりに投稿するのですが、実は投稿できなかった理由がありました。
私は海外駐在員として働いていて一人暮らしをしていたのですが、昨年夏ころに突然の不安障害になりました。要因は様々ですが些細なことです。一番大きかったのはコロナかもしれないですが!

精神科の医薬品開発を担当経験があり、カルテ閲覧していたときには、患者さんの症状を文字としてみていただけでしたが、まさか自分にそんな症状が来るとは思ってもいませんでした。

症状がはっきりしたのは、とある日、友達と夕飯のすき焼きを食べにいき、満腹の状態で帰宅。
夜中10時からそわそわ感、冷や汗、動悸、混乱などが現れる→救急外来に行く
こうかいてみるとなんてことない気もするのですが、当時はすでに1週間以上睡眠がとれず、起きていても生きている感じではなかった気もします。

救急外来へ訪問で、「現地語ができる保護者」の連絡先が必要でした。
そこで誰の連絡先もかけなかったことで、突然涙が出ました。

海外で仕事をするのに自信もあったのに、こんなに弱い人間だったのか…
友達誰もいないんじゃないか…
考えが悪循環になり、しばらくを過ごしました。

当時通ったクリニックでは強めの薬を処方され、眠気にも襲われ、無気力に。
そこで、過去、仕事でお世話になった精神科の教授に連絡し、受診できないかコンタクトを試みました。
医師兼作家として活躍されている教授で、診療フルにもかかわらず、本来1~2か月待ちのところを1.5週間で診療予約をしてくれました。

久しぶりに教授を訪問し、一言。どうしたの!?
事情を話し、教授がすべて共感して話を聞いてくれました。事情が個人的な話なのでここでは割愛しますが、終わって教授のさらに一言。
「これだけ悩むのが、君が良い人である証拠だ」

自分が良い人であるかどうかはわからないけど、教授に言われた一言一言に救われ、またその後処方されたアルプラゾラムで約2~3か月かけて、今では症状が大きく回復しました。

薬剤師でありながら、正直不安症に対する薬を飲むことにも抵抗がありました。
ですが、今回感じたのは、つらいときためらう必要なく頼れるものには頼ること。
お互いに今まで信頼を培っていれば、人に頼っても相手が嫌な顔せずできることをしてくれること。
コロナ禍で、人間が一人では生きていけないことを深く感じた時期でした。

年末クリスマス前に突然、教授から郵便物が届きました。一冊の本でした。
教授が書いた最新作。表紙をめくると中にはサインとこんな言葉が。
 「新しい心で2021年を迎えられますように」

2020年は人の大事さを感じた年。今年は未来を作るために踏み出せる年になりますように!
私の乗り越えたエピソードでした!

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Sawako
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自己紹介
現在、海外で日系製薬会社の開発職(管理職)として働いています。

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