新型コロナウイルスと薬局の在庫管理の関係
薬局で勤務されている薬剤師でも、在庫担当者でないとほとんど業務に触れない在庫管理について情報を共有したいと思います。
殆どの薬局は以下のどちらかの在庫管理をしていることと思います。
・ 発注点方式
→薬品ごとに計算した発注点を定め、それを下回ったら発注が行われる
・ 空箱発注
→空箱が発生したらその分を発注にかける
現在私が勤務している薬局は大手チェーン店ですが、そこは本部が計算した発注点を使って発注が行われるように設定されています。その際、発注点の計算方法が「直近半年の1日毎で使用した最大量」という方式になっています。これが現在庫を下回った場合自動的に発注がかかるというシステムです。ただし、最近は新型コロナウイルスの影響で処方日数が延びており、それまでの発注点が使えなくなってしまうことが多くあります。
そのままでは薬の不足が発生してしまい、患者様にご迷惑をおかけしてしまうことがあるため私は次のような対応を心がけています。
・ 発注業務を行う前に調剤棚を確認し、少なそうな薬を予め補充しておき、空箱をすぐには捨てずにとっておく。
・ その空箱を見ながら、発注点と現在庫の情報を確認し、発注点と現在庫が近い場合は卸に電話やFAXで発注を依頼する。(特に吸入薬・インスリン製剤など1個入・2個入などの薬剤などについては気づきにくいので注意する)
大手薬局や卸が親会社の場合、薬価差益や配送コストの観点から、本部に一括納品され、そこから各店舗に配送されるなどで、納品に2~3日かかるケースや、納品自体の頻度が少ない薬局もあると思います。新型コロナウイルスによる物流の乱れもあるため、いつも以上に在庫管理には注意したいところですね。薬局で働いていらっしゃる皆様は、どのような在庫管理の工夫をされているでしょうか?
殆どの薬局は以下のどちらかの在庫管理をしていることと思います。
・ 発注点方式
→薬品ごとに計算した発注点を定め、それを下回ったら発注が行われる
・ 空箱発注
→空箱が発生したらその分を発注にかける
現在私が勤務している薬局は大手チェーン店ですが、そこは本部が計算した発注点を使って発注が行われるように設定されています。その際、発注点の計算方法が「直近半年の1日毎で使用した最大量」という方式になっています。これが現在庫を下回った場合自動的に発注がかかるというシステムです。ただし、最近は新型コロナウイルスの影響で処方日数が延びており、それまでの発注点が使えなくなってしまうことが多くあります。
そのままでは薬の不足が発生してしまい、患者様にご迷惑をおかけしてしまうことがあるため私は次のような対応を心がけています。
・ 発注業務を行う前に調剤棚を確認し、少なそうな薬を予め補充しておき、空箱をすぐには捨てずにとっておく。
・ その空箱を見ながら、発注点と現在庫の情報を確認し、発注点と現在庫が近い場合は卸に電話やFAXで発注を依頼する。(特に吸入薬・インスリン製剤など1個入・2個入などの薬剤などについては気づきにくいので注意する)
大手薬局や卸が親会社の場合、薬価差益や配送コストの観点から、本部に一括納品され、そこから各店舗に配送されるなどで、納品に2~3日かかるケースや、納品自体の頻度が少ない薬局もあると思います。新型コロナウイルスによる物流の乱れもあるため、いつも以上に在庫管理には注意したいところですね。薬局で働いていらっしゃる皆様は、どのような在庫管理の工夫をされているでしょうか?
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