薬剤師が在宅患者の家庭を訪問し、薬の適切な管理を指導する動きが広がっている。多くの薬を服用する高齢者は飲み忘れや重複投薬が起きやすく、副作用の危険もある。訪問指導はこうした事態を防ぎ、医療費の抑制にも効果が期待できるという。国も薬剤師への報酬を拡充するなど後押しに乗り出している。

 

 薬剤師の訪問指導は近年、急増している。厚生労働省によると、介護保険や医療保険を利用した訪問指導は17年度、全国で計約932万回。07年度の約5・5倍だ。同省は「高齢化に伴い在宅患者の需要が増えた」と分析する。

 

 重複投薬や薬の飲み残しは医療費の無駄を生む。17年度の医療費は過去最高の約43兆円(前年度比2・2%増)。うち調剤医療費は2割近くを占めた。東京大大学院の秋下雅弘教授(老年病学)は「重複や飲み合わせたら駄目な薬を把握するにはかかりつけの薬局を持ち、薬剤師に相談することが大切だ」と指摘する。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e8dbee96f19af7368f3d53188ff926c78344c3?page=1

引用元:西日本新聞

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