先日、全盲の患者さんがおくすりをもらいに来ました。
以前にも来てたようですが、久しぶりの来局でした。

〜処方〜

Rp01)【般】ロキソプロフェンNa錠 60mg 3錠 1日3回毎食後 
   【般】レバミピド錠 100mg     3錠 1日3回毎食後 
                                                                                            7日分
Rp02)【般】フェルビナク軟膏 3% 40g 1日1〜2回 患部に塗布
以下余白

このような整形外科の処方でした。
この処方内容を全盲の患者さんにどう説明するかです。
メモにはおくすりを触って確認すると書かれてたので、一応そのような感じで対応しました。
ここでありがたかったのは、うちの薬局のロキソプロフェンとレバミピドの採用が、ロキソプロフェンは10錠シートでレバミピドが21錠シートだったことです。
やはり全盲の方は触れて感じる力が長けていて、"小さいほうのシートがロキソプロフェンです"というと分かって下さるのです。
レバミピドは21錠シートを1枚で渡したので、"大きな一枚が胃薬です"と言うとすぐに理解して下さいました。
フェルビナクスチックについては、外装の袋から出し、実際にキャップを外して空けてもらい、薬の出し方を体験してもらいました。

患者さんが30代ということで、理解力もありスムーズに投薬できました。
薬袋とか薬情に薬の用法用量書いてますが、全盲の患者さんからしたら、どれも確認できないのですよね。
何かいい方法がないのかなと思ってしまいました…

ちなみに、この患者さんテニスをしてて脇腹を痛めたそうです。
知らなかったのですが、全盲の方が行うブラインドテニスというのがあるのですね!
調べてみると、屋内でバドミントンサイズのコートで行うそうです。音が鳴る軟らかいボールを使うことで全盲の方もプレーできるそうです。

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プロフィール

Kim
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病院薬剤師(某大学病院)→派遣薬剤師(8店舗経験)→コロナで派遣切り…→調剤薬局+α

情熱とかあんまりないですが、自分が関わった患者さんとか医療関係者の方がちょっと笑顔になってくれたらいいなって思って働いてます。
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薬剤師免許

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