タイトル通り、先日保健所のお手伝いをしてきました。
業務内容はコロナウイルス陽性者の疫学調査となってまして、「病院から陽性と報告を受けた方に電話し状況の確認と体調の確認をする」という仕事になります。

私の住んでる地域もオミクロン株により感染者数のベースが増え、保健所の方だけでは手がまわらないとのことで薬剤師会からの要請で行きました。

聞き取ることは決まってるので、難しいことではないのですが、何せ聞くことが多い…住所や連絡先などの基本情報に同居の家族の確認、勤務先や学校などの確認、既往歴に服用してる薬、現在の体調などなど。
それに加えて、療養期間の説明と療養先の希望の確認。
すんなりいく方でも10分〜15分はかかります。
さらにその内容を用紙に記載して、一人あたり30分くらいはかかってしまいます。

ひたすらこの業務を繰り返すのですが、すんなりといかない場合もあるので、なかなか手間のかかる業務です。
電話が繋がらないとか
繋がっても日本語が苦手とか
高齢者施設のクラスターにより自宅に戻ったものの、お風呂が壊れてるとか
自宅療養かホテル療養かはもう少し考えさせてとか
一日でこれだけありますから、日々重ねてったら莫大なものですよね…

今は感染者が増えたことで濃厚接触者への連絡も保健所からはしなくなりましたが、以前はその業務も行ってたかと思うと、どれだけの労力が費やされていたのか…

感染したくてかかる人はいないとは思いますが、
中には体調悪かったけど、まさかコロナと思わなかったとか風邪だと思ったという方が未だにいたりもしました。

保健所の方の大変さを肌で感じ、本当に感染しないよう気をつけないといけないなと思いました。

少しずつ減ってきてはいるようですが、まだ感染者は多いですし、重症者や亡くなる方が増えてるのが現状です。病院などの医療機関では、また別の大変さがあるかと思います。

一日も早く終息することを願うばかりです。