ある処方箋の内容で少し深掘りしようかなと思った内容あったので、書きます。
単純な内容かもです。間違ってたらすいません。

Rp) パキシル10mg 1錠

朝食後　　　　　　　　7日分

まず、頭にあったのが初期容量だなぁーと。うつ症状なのかな。
おそらくこれから増量もしくは維持していくのだろうなぁー副作用とか説明必要だな。

で、添付文書見てみました。

●用法・用量
〈うつ病・うつ状態〉
通常、成人には１日１回夕食後、パロキセチンとして２０～４０ｍｇを経口投与する。投与は１回１０～２０ｍｇより開始し、原則として１週ごとに１０ｍｇ／日ずつ増量する。なお、症状により１日４０ｍｇを超えない範囲で適宜増減する。


あ、夕食後のみの適応かー先生に一応疑義必要（？）かなと思いました。患者さんに聞いてみることに。

患者さん『夜間に仕事してます。』

なるほど、だから朝なんだ。この患者さんにとって、朝が夕の生活リズムなんだ。

疑義はせず、薬歴に残すことに。
（本当は処方箋の記載上は夕食後にしないと、保険切られるな。。。）

この単純な処方ですが、患者さんの生活リズムとか改めて重要だなぁと感じました。

あと、なぜ夕食後のみなのか調べるとあんまり出てこなかったのですが、最初の薬の承認やらで夕食後しかデータとってないとか、日中眠気とからしい。正しい理由が分かってる方いたら教えて下さい。

適応上どーしてもきっちりしたい場合、SSRIの代替として服用タイミングに縛りがないのは『ルボックス』とか『ジェイゾロフト』ですかねー。ちなみにレクサプロは夕食後しか適応ありません。

力価についても、医師に提案する時に必要かと思うので、自分が使ってるURL乗っけときます。

http://www.yoshida-hospital.org/antidepressant/doc/q.html

力価について降圧薬とかいろいろ後で触れて行こうかと思います。

以上