痛いですか?
と聞くと痛い気がしてきましたと話す患者さんっていませんか?
また、体がムズムズしたりとかはないですか?と質問すると
それまでは体が動いていなかったのに、
体がムズムズして動き出す患者さんを実際に経験したことがあります。

このような患者さんは、医療者からの言葉にとらわれてしまい、
実際は大丈夫なのにそのように思い込んでしまうことがあるみたいです。

そのような患者さんには、あえて痛みのことは聞かない、症状の確認はしない
などの対応を精神科医はすることがあります。
これを精神科領域では「とらわれからの解放」と考えるようです。

私たち薬剤師は情報を得るために、患者さんへ質問することが多いですよね。
患者さんの状態をみて、
あえて聞かないという選択肢をすることも場合によっては必要なのかなと思います。
薬歴上にはあえて聞かなかった旨を記載したり、
そのことを他職種間で共有したことを記載したりしています。
日常業務の一助になれば幸いです。

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yossi
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男性
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自己紹介
クスリは反対から読むとリスクです。クスリに情報が加わると医薬品になると考えています。日常業務の情報を発信して行きたいと思います。
保有資格
日本医療薬学専門薬剤師

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