クラビットが処方されている患者さんにビオフェルミンRが処方されていました。
ビオフェルミンRの適応にはニューキノロン系とホスホマイシン系の適応がありません。
これはビオフェルミンRなどの耐性菌でも、ニューキノロン系によって失活してしまうことが原因です。
ニューキノロン系と併用しても失活せず整腸作用を示す菌としてミヤBMがあります。
これはミヤBMが持つ芽胞が抗生剤に強い耐久性があるためです。
そのためニューキノロン系と併用した場合でも単独投与したとき同様に増殖することが知られているようです。
今回はクラビットが処方されている患者さんについて疑義照会してビオフェルミンRからミヤBMに変更した事例の投稿です。

このメモを見た人がよく見ているメモ

プロフィール

H
Hirari
性別
未設定
最終ログイン
自己紹介
薬局で勤務する新人薬剤師です。
色々勉強させて頂きます!

アクセスカウンター

416
今日のアクセス
66
昨日のアクセス
76405
総アクセス数

カレンダー

2025/3
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

アーカイブ

管理者に通報

利用規約に反している場合は管理者までお知らせください。

管理者に通報
ページ先頭へ戻る
読み込み中です