皆さん、こんにちは。

前回の記事に関するコメントを頂きまして、どうもありがとうございます。
皆さんのコメントを励みに、日々を頑張っていきたいと思います。

前回は血糖自己測定の意義について書きましたが、今回は少し掘り下げてお話したいと思います。



①重篤な低血糖を防ぐ
測定した血糖値が低い時、早めに対処することで、重篤な低血糖を遠ざけることができます。

とあります。


以前対応した患者様のお話です。
夜中に寝汗が酷く、気持ちが悪くなって起きたそうです。そこで血糖値を測ったところ80以下になっており、ブドウ糖を服用したところ気持ち悪さが落ち着いたそうです。その事を病院の先生にお話したところ、持続性インスリンの単位数が下がったとおっしゃっていました。


この患者様は毎日数回血糖値を測定しているとおっしゃっていました。
日頃から血糖値を測定することで、もし低血糖が出たとしても早期発見・早期治療に繋がります。


 


※前回の記事のコメントにもございましたが、高齢者は低血糖が起きていてもその症状に気付きにくい場合があるので注意が必要です。

また、普段血糖値が高めの人は70mg/dL以下でも低血糖症状を示すことがあります。
反対に普段血糖値が低めの人は50mg/dL以下でも冷や汗等の交感神経症状が出ず、急に意識が薄れる等の重篤な中枢神経症状が出る場合があるので、大変危険です。


 
参考資料
糖尿病療養指導ガイドブック2019糖尿病療養指導士の学習目標と課題
(一般社団法人日本糖尿病療養指導士認定機構)



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