イブプロフェン服用は本当に新型コロナウイルスの症状を悪化させるのか?

先日新型コロナウイルス関連のニュースでセンセーショナルな報道がありました。
世界保健機関(WHO)の報道官が新型コロナウイルス(COVID-19)感染疑いがある場合に解熱鎮痛剤のイブプロフェンを服用していると新型コロナウイルスの症状が悪化する可能性があると発言。
代替薬として解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン服用が望ましいと回答しています。
薬剤師の端くれとしては
- なぜイブプロフェンだけが新型コロナウイルスの症状を悪化させるのか?
- 他のNSAIDSは服用しても大丈夫なのか?
この2点が気になるところです。
今回の報道の元になった論文を読んでみたので個人的な見解を述べたいと思います。
↓薬剤師豆知識ブログ『薬剤師のすゝめ』の記事のリンクになります。
https://yakuzaishinosusume.online/drug/coronavirus2/
このメモを見た人がよく見ているメモ
-
貼付剤の分割投与について
看護師さんやドクターより度々問い合わせのある… 「…
-
全身麻酔薬アネレム静注用50mgの特徴や注意点について
全身麻酔薬であれば小児ではケタミン塩酸塩、成人で…
-
喫煙は何故コロナウイルスの症状を悪化させるのか?
毎日新型コロナウイルスのニュースを見ていて、どれ…
-
アビガン錠を新型コロナウイルスに対して使用する時の注意点とは?
日に日に増え続ける新型コロナウイルス患者。 新型コ…
最新のコメント