泌尿器科領域とかで触れた内容。

ヨード造影剤はすべてが腎で排泄される為、腎盂造影検査などに使われてるみたいです。

静脈注射する事ですぐに腎に排泄されるので、そこらへんをレントゲン写真をとって、腎臓とか膀胱とかの閉塞やら容量やらがわかるっていう検査。
腎機能に結構負担かかる。

で、ここで重要だなぁと思ったのが、メトホルミン。

メトホルミンの禁忌の項目ではありませんが、重要な基本的注意の1の(4)の項目で、

『4).ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、本剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前は本剤の投与を一時的に中止(但し、緊急に検査を行う必要がある場合を除く)し、ヨード造影剤投与後48時間は本剤の投与を再開しない(なお、投与再開時には、患者の状態に注意する)。』

とある。
結構重要だと思うけど、休薬が必要ってのがちょろっと書いてある。

お薬手帳で血糖降下薬飲んでる患者さんがいて、造影剤を用いた検査をする予定のある患者さんは注意が必要。

ドクターはもちろん把握していると思いますが、患者様がさまざまなクリニックを受診されていて、内服薬が多くなってしまっている場合や中には手帳がなかったり、シール自体が発行されてなかったりで漏れる可能性も考えられると思います。

んで、如何なる場合であっても薬剤師として、最大限の注意は払わなきゃなって思ったことがありました。

以上

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