新型コロナウイルスの感染拡大、寒波の到来と明るい話題が少ないので、ちょっとだけ前向きな話題を。

そう、それはインフルエンザの患者さんの少なさ!!!

私が薬剤師として迎える冬で一番少ないです。
正直、病院で勤務していたときは院内の入院患者さんか勤務者にしか処方されてなかったので、世の中で騒がれるほどインフルエンザの流行の実感はなかったのですが。
薬局で働いてみたら、これでもかってくらいインフルエンザの患者さんがくるわくるわ。

しかし、今年は今のところ、インフルエンザの患者さんの数「1」です。12月の初めに一人だけいました。それっきり。

発熱で受診する患者さんは、念のためインフルエンザの検査もしてるのですが、インフルエンザの診断になる人が全然いません。

夏に、インフルエンザと新型コロナウイルスがダブルで流行したらどうしようと懸念してたのですが、一応今のところ同時流行が起こってないのは良いことなのかなと思います。
手洗いうがいなどの感染予防のおかげか、コロナウイルスによりインフルエンザウイルスが抑制されてるのか。

しかし突然流行り出すこともあるので、自分への備忘録としてインフルエンザ治療薬をメモしておきます。
季節性の薬はシーズンになれば頭に入るのですが、下火になると忘れてしまうのですよね… 

・タミフル(オセルタミビル)※腎機能により減量必要
成人及び体重37.5kg以上の小児
→1回75mgを1日2回、5日間経口投与
幼小児(1歳以上)
→1回2mg/kgを1日2回、5日間経口投与
1歳以上の乳児
→1回3mg/kgを1日2回、5日間経口投与
 
・イナビル(ラニナミビル)※牛乳アレルギーには慎重投与
成人および10歳以上の小児
→40mg(2キット)を単回吸入投与
10歳未満の小児(5歳以上で吸入ができる場合)
→20mg(1キット)を単回吸入投与
 
・リレンザ(ザナミビル)※牛乳アレルギーには慎重投与
成人および5歳以上の吸入のできる小児
→1回10mg(2ブリスター)を1日2回、5日間吸入投与
 
・ゾフルーザ(バロキサビル)
成人(体重80kg未満)および12歳以上の小児、12歳未満で体重40kg以上の小児
→1回40mgを単回服用
体重80kg以上の成人
→1回80mgを単回服用
12歳未満で体重20kg以上40kg未満の場合
→1回20mg単回服用
12歳未満で体重10kg以上20kg未満の場合
→1回10mgを単回服用

長くなるので今回は治療量のみの記載です。
すべて予防投与も可能。
注射薬も割愛しました。

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プロフィール

Kim
性別
女性
最終ログイン
自己紹介
病院薬剤師(某大学病院)→派遣薬剤師(8店舗経験)→コロナで派遣切り…→調剤薬局+α

情熱とかあんまりないですが、自分が関わった患者さんとか医療関係者の方がちょっと笑顔になってくれたらいいなって思って働いてます。
保有資格
薬剤師免許

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