心で記憶する。

これはもう引退した島田紳助さんが言った言葉である。僕は大の勉強が苦手でいつも点数は下の方だし、上位なんて来たかななんてない。一応薬剤師国家試験もなぜか知らないけど受かってしまったし、よくわからないまま日々を過ごしているが…

僕が受けた国家試験は第101回。この年は比較的簡単とか言われたけれど、正直なんの問題が出たかはあんまり覚えていない。唯一覚えてるのはこの問題だけ

問 76 長期大量投与により網膜症を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか。 つ選べ。
1 ソリブジン 2 クロロキン 3 サリドマイド 4 ペニシリン系抗生物質 5 アミノピリン

答えはクロロキン

必須問題だから簡単と思われるけど、これだけは絶対に大事という自信があった。

今でも動画サイトにあると思うけど、たまたま試験の何日か前に関口宏のサンデーモーニング (1988年3月13日放送)があってその時のニュースの映像でクロロキン薬害訴訟国は認めずという話題があって、見てすぐにこないだやってたやつだと思って解答した覚えがある。

僕はもともと勉強嫌いがあったのと本を読まなかったから読解力に乏しいので本当に苦しかったけど、5年経っても言えるのは心で記憶してるからだと思う。

多分その時の暗記とかは忘れやすいのは脳で記憶しているから。
いろんな経験をしたりすると自然に心で記憶されると思う。これは勉強だけでなく今の仕事に生きていて、この人こうだったあーだったというのは心で記憶しているからだと思う。だから受験勉強もあの時こう書いてあったなとか誰かと一緒に勉強して話したり、質問して印象付けたりすることが大切になってくるのかなと思う。
 

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