院外処方箋で、検査値が記載されている処方箋ありますよね。

最近、検査値を把握できることはありがたいなぁ、と思ったエピソードをメモしたいと思います。

ある日、チラーヂンが追加になった患者さんがいらっしゃいました。ご家族が取りに来られたので詳しいお話が聞けず、、でも過去に甲状腺関連で入院したことがあると教えてくださいました。
2日後、体調変化がないかご自宅に電話してみることに。お話する中で患者さんから「このお薬はどんなお薬?」と聞かれ、説明すると「なんでこのお薬追加になったんだろ〜」と疑問が。

処方箋には検査値が記載されておらず、会話から判断ができませんでした。なので口頭で検査項目と検査値を教えていただきました。

すると、TSHが基準値を超え(H)と記載されており、T3やT4は基準値だったとのこと。
そして、患者さんが過去に橋本病を患っていたこと。。


患者さんとしては「TSHが(H)なのになぜ甲状腺ホルモンを抑えるのではなく、増やすお薬が出たのかしら?」と疑問だったようです。そのため、患者さんに検査値の意味と今回出たチラーヂンの理由をお伝えしたところ、「ずっと気になってたの。解決してくれてありがとう。」とおっしゃってくださいました。

患者さんで検査値を見せてくださる方は多くないので、処方箋に検査値が記載されていると、服薬指導に大きい幅をもたせてくれます。また処方変更があった場合、理由を推測する重要な材料になってくれます。

そのためにはもっと検査値を勉強しないといけないなぁ、とつくづく思います。。

患者さん一人一人の状態を、しっかり見ることのできる薬剤師になりたいと思いました。

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まぐみっと。
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今年3年目の薬局薬剤師です。
まだまだわからないことだらけですが、頑張りたいです:)

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