痛風発作時のコルヒチンの飲み方
痛風発作の服用方法について、添付文書には以下のように用法・用量の欄と使用上の注意の欄、2箇所に記載があります。
用法・用量
ここでわかるように、用法・用量の欄では、高用量の記載。使用上の注意の欄では、低用量の記載となっています。
このことをメーカーに問い合わせてみました。
あとから海外の治験データを“使用上の注意”に付け加えたとのことでした。
現在では、下記の理由から低用量が推奨されています。
・高用量と低用量では、有効性に差なし
・高用量の方が、下痢などの副作用発現が多い
ちなみに、海外では1錠0.6mgのため、1日1.8mgまでの投与と記載されています。日本では1錠0.5mgのため、1日1.5mg(1日3錠)までとなります。また処方日数について、特に何日までという制限はないとのことでした。痛みがあれば中止し、Dr指示があれば予兆がある時に服用可能です。以上です。
効能・効果
1.痛風発作の緩解及び予防。
2.家族性地中海熱。
用法・用量
痛風発作の緩解及び予防:コルヒチンとして1日3~4mgを6~8回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。発病予防にはコルヒチンとして1日0.5~1mg、発作予感時には1回0.5mgを経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.痛風発作の発現後、服用開始が早いほど効果的である。
2.長期間にわたる痛風発作の予防的投与は、血液障害、生殖器障害、肝・腎障害、脱毛等重篤な副作用発現の可能性があり、有用性が少なくすすめられない。
3.投与量の増加に伴い、下痢等の胃腸障害の発現が増加するため、痛風発作の緩解には通常、コルヒチンとして1日1.8mgまでの投与にとどめることが望ましい。
ここでわかるように、用法・用量の欄では、高用量の記載。使用上の注意の欄では、低用量の記載となっています。
このことをメーカーに問い合わせてみました。
あとから海外の治験データを“使用上の注意”に付け加えたとのことでした。
現在では、下記の理由から低用量が推奨されています。
・高用量と低用量では、有効性に差なし
・高用量の方が、下痢などの副作用発現が多い
ちなみに、海外では1錠0.6mgのため、1日1.8mgまでの投与と記載されています。日本では1錠0.5mgのため、1日1.5mg(1日3錠)までとなります。また処方日数について、特に何日までという制限はないとのことでした。痛みがあれば中止し、Dr指示があれば予兆がある時に服用可能です。以上です。
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