小さいころからなぜか薬剤師になりたいと思っていた。
(おそらく親による刷り込みだろう、と今は思っている・・・)

晴れて薬科大に入学したが、就職について考えたときの薬局のイメージは、
「いつも同じところにいて、薬を渡すだけ」だった。
大学のプログラムで、アメリカの薬局や病院での薬剤師の活躍などを見て
日本とずいぶん違うことに驚いたのを15年以上たった今でもずっと覚えている。

その後進路に迷ったが、社会人として必要なスキルをつけたい、また、薬の専門家として医師などと治療に関わりたいと思い、大手の製薬メーカーでMRを行ったが、家の都合で退職。
大手の薬局で仕事をしたが特に学生時代に思った薬局へのイメージは払しょくできず、
また、薬局の人はなぜこんなにまで医師や病院を恐れるのか、が不明だった。

だが、約5年前に転勤に併せて務めた薬局でイメージは変わった。
そこは、糖尿病の専門クリニックの門前薬局だったが、
患者さんにどれだけ時間をかけてもよいのでしっかりと対応をする、という薬局だった。
薬局では、患者さんは普通に待ち、順番が来ると当然診察時に測定した結果を示してくる。
食事や生活環境について話をして、帰っていく。
数値が改善したら一緒に喜び、あらたな問題が生じたら寄り添う。
気になることがあれば、クリニックと連携する。
それが当然だった。

その後、さらに転勤があり、残念ながら退職を余儀なくされるのだが、
次に努めた薬局では処方元Drと連携し、今となっては加算要件になっている服薬情報の提供などを
実施したり、定期的にDrや職員と関わることで、医療従事者や患者との関係を築いていった。

これらの経験を活かし、薬局がより良いものになればと今は仕事をしているのだが、
患者からの信頼・関係する医療従事者との信頼関係を作ることが重要だと心から思う。
薬局の薬剤師は、薬のプロとして患者の健康に関わることができるため、もっと積極的に
ほかの医療従事者とコミュニケーションを持つべきだ。
さらに、薬局は、日本国内に約6万件もあり、コンビニエンスストアよりも多いといわれており、
身近にある存在だからこそ、地域の健康を支える存在になってほしいを願っている。

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あみみ
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