【DaiGoの心理戦略と服薬指導】薬の在庫がない!ピンチはチャンス!?
薬局に勤務していましたら誰もが一度は経験があること、それは不足薬です。
患者さんがいらして薬がないとき焦りますよね。
そのときに考えてほしいことが、本にも書いてあります「罪悪感が人を動かす」ということです。
言葉はあまりよくないですが、患者さんに自分をアピールするためには、こうした心理を上手に活用することも大切かもしれません。一生懸命頑張る事は大前提ですが、その上で「なんか、悪いな」と思ってもらうぐらいのアピールも必要なときがあるということが書かれています。
例えば、在庫がない時に、多くの場合は、「今お調べしますね」といって、近隣の薬局に確認したり、近くのセンターに確認して、在庫の有無を患者さんにお伝えすると思います。
本の中では
患者さんがいらして薬がないとき焦りますよね。
そのときに考えてほしいことが、本にも書いてあります「罪悪感が人を動かす」ということです。
言葉はあまりよくないですが、患者さんに自分をアピールするためには、こうした心理を上手に活用することも大切かもしれません。一生懸命頑張る事は大前提ですが、その上で「なんか、悪いな」と思ってもらうぐらいのアピールも必要なときがあるということが書かれています。
例えば、在庫がない時に、多くの場合は、「今お調べしますね」といって、近隣の薬局に確認したり、近くのセンターに確認して、在庫の有無を患者さんにお伝えすると思います。
本の中では
倉庫も他店もすべて調べて確認した上で、わざわざお客さんのもとに一回戻ってきて、「すみません、今当店には在庫がないので、〇〇店、△△店、××店にもう一度聞いてみますね」と言って、もう一度調べにいく。
医療従事者として調べたうえで演出するのは個人的に抵抗があるので、途中経過をしっかり何度も伝えるでもよいと僕は思っています。
そうすると患者さんはだんだん「自分のために一生懸命に頑張って調べてくれている」という気持ちに変わっていきます。
そのときは思いやりや親切を行動や言動にするためにも大急ぎでもどって伝えたりすることが大切と言われています。
また、いかにも調べました感ではなく、薬が不足して申し訳ないという謙虚な気持ちは最後までもってさりげなく伝えます。
あまりもたもたしすぎると、「仕事が遅い人」というレッテルを貼られてしまいます。
多くの時間とたいへんな労力をかけて探してくれたという「恩」が、やがて信用に変わり、またこの薬剤師さんがいる薬局に行きたいと思ってもらい、かかりつけにもつながるのではないかと思います。
薬が不足しているとき、どうしても大変だなと思ってしまうんですが、なるべく「患者さんと何度も接することが出来るチャンス」と思うように心がけています。
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